”浴衣姿でまちあるき”城下町の雰囲気を楽しむ催し 村上

浴衣姿で町を歩き、城下町の雰囲気を楽しもうという催しが26日、村上市で開かれ、参加者はゆったり散策しながら町の歴史に触れていました。

城下町として栄えた村上市は、中心部に「町屋」と呼ばれる建物が残されていて、浴衣姿で町の雰囲気を楽しもうという催しが毎年開かれています。
ことしは26日催しが開かれ、市内外から参加した30人が華やかな浴衣姿で市内の神社に集まり、記念写真を撮ったり、運試しの輪投げをしたりして交流しました。
続いて参加者は「町屋」が建ち並ぶ通りをゆったりと歩いたり、20余りの露天に並べられたつぼや掛け軸、それに着物を手に取ったりして散策し、町の歴史に触れていました。
また、休み所となっているかつての造り酒屋で、お茶とお菓子のふるまいを受け、穏やかなひとときを楽しんでいる様子でした。
参加した女性は「浴衣の人がふだんより多く、この町並みにあっていると思いました」と話していました。
催しに協力している村上市中央商店街振興組合の益田茂彦副理事長は「ここは古い町屋がそろっている商店街です。町屋にふさわしい浴衣や着物でにぎやかにしていきたい」と話していました。